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公募採択者コメント

CEDEC2011では、昨年度に引き続き公募による講演者の採択という手続きを取りました。
その中から、何人かの方にCEDECでの講演に対する意気込みをお伺いししました。

  • 祖堅 正慶 株式会社スクウェア・エニックス 佐々木 瞬 株式会社イニス
    北村 浩久 株式会社ガンバリオン    
    祖堅 正慶
    祖堅 正慶

    株式会社スクウェア・エニックス


    開発部 サウンドグループ サウンドデザイナ/コンポーザー



    MMO-RPGならではのサウンドデザイン


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    1.CEDEC 2011の公募に応募しようと思ったきっかけは何ですか?

    モノづくりの技術は毎日進化する。 数十年も最先端でモノ作りしていれば苦労は日々耐えない。
    そんな「モノを作り上げる」という行為にどれほどの技術とアイディアと努力が詰まっているか、を開発者と広く共有したい為。

    2.CEDECに参加することで得られるものにはどのようなものがありますか?

    自分のたどってきた道を冷静に振り返れる。

    3.講演に対する意気込みをお聞かせください。

    「あー、そういえばあんなことやってたバカ、いたなー」くらいでいいので、印象的な講演にしたい。

    4.審査プロセスにおける運営とのやりとりについてのご感想をお聞かせください。

    突然合格通知が来たので、ビックリしました!

    佐々木 瞬
    佐々木 瞬

    株式会社イニス


    プログラムチーム ゲーム エンジニア



    プランナー地位向上計画「いまさら聞けないゲームテクノロジー総ざらい」


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    1.CEDEC 2011の公募に応募しようと思ったきっかけは何ですか?

    去年一昨年とCEDECに参加し、各テーマについて熱く語られている登壇者の方々を間近に見て、自分もやってみたいと感じたのがきっかけです。
    また、私にとってのCEDECは、業界人としてある種の"文化祭"的な存在で、そのお祭りの熱に自分も出し物をやって参加したいと、常々思っていました。
    私は実開発の上では、深い知識とスキルを持ったスペシャリストではないので、
    「何かしたいけど、自分は最近プログラマーに転身したばかりの半端もんだからどうしたものか」と思案していたところ、逆にそれが今回のテーマに繋がったと言えます。
    他の方も語られていますが、自分では当たり前になっているところに良いネタはあるものだと、この時実感しましたね。

    2.CEDECに参加することで得られるものにはどのようなものがありますか?

    知識や人脈はもちろんのことですが、私がCEDECで毎年得ているものとしては 「今のビジネス/テクノロジーのトレンドと、これからどういう時代になろうとしているのか」というものが大きいです。
    CEDECは業界全体から多くの人が集まり、ビジネスやテクノロジーについて語り合う場です。少し大げさな表現かもしれませんが、業界の縮図がそこにあるわけです。
    その場に飛び込むことによって、社内にいたら感じることのできない、業界全体の空気感を肌感覚として掴むことが出来ます。
    まだ参加したことのない方は、ぜひ一度参加してみることをオススメします。開発に対するモチベーションも上がること間違いなしです!

    3.講演に対する意気込みをお聞かせください。

    セッション名に「テクノロジー」というと言葉が入っていますが、難解な技術を解きほぐそう、というのではありません(私自身あまり難しいことは語れません(笑))
    自分の作っている作品がどんなテクノロジーでできているのかを知っておきたい、くらいの気持ちでいいので、聴きに来て頂けたら嬉しいです。

    今回のセッションは私がプランナー時代に悔しい思いをしたことや、知識不足のために信用を得られなかったという体験が元になっています。
    また、逆の立場になってみて、「なるほどあの時はこういうことを知っていればもっと上手くいったんだな」、
    「あの時自分が言いたかったのはこう言う言葉を使えば良かったんだ」という経験もいくつかしてきました。
    その両方の経験を活かして、みなさんの業務をスムーズに進めていくための助けになるような講演にしていきたいです。

    4.審査プロセスにおける運営とのやりとりについてのご感想をお聞かせください。

    セッション案を提出したら採用/不採用にかかわらずフィードバックコメントを頂けるのですが、そのコメントが毎回簡潔ながら的を射た内容で驚かされます。
    実は去年と今年に1案ずつ不採用になっているのですが、ここまで的確なコメントを頂けるくらい真剣に選考していただけたんだなと、感動しました。
    採用された場合はセッション内容に活かせるコメントを頂けますし、不採用の場合でも次につながること間違いなしです。
    「ホントかよ」と思った方は、ぜひ来年セッション案を応募して、その真偽を確かめてみて下さい(笑)

    北村 浩久
    北村 浩久

    株式会社ガンバリオン


    開発部 テクニカルチーフ/リードプログラマ



    アーティストに優しいマテリアル構築パイプライン


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    1.CEDEC 2011の公募に応募しようと思ったきっかけは何ですか?

    ゲーム業界全体の技術向上に貢献する為、自分自身の腕をさらに磨く為、各社様が毎年取り組みをされているのを拝見し弊社でも是非参加したいと願っておりましたが、これまでスケジュール的なタイミング等の問題でなかなか実現するに至っておりませんでした。
    しかしこのままではいけないと思い、今回何とか時間を作り参加させていただく事にしました。

    2.CEDECに参加することで得られるものにはどのようなものがありますか?

    漠然としたものではありますが「参加意識」が高まることで会社として、個人としてこれまで以上に技術向上心を持てるようになると考えております。

    3.講演に対する意気込みをお聞かせください。

    自分達の考え方を提案として広く聞いていただく良い機会だと考えております。 さらにそれが同種の問題をかかえていた方々の良いヒントして活用して貰えるよう頑張ります。

    4.審査プロセスにおける運営とのやりとりについてのご感想をお聞かせください。

    審査結果の第一報として頂いたメールの書式について、合否やその詳細が少し判別し難いと少し感じました。
    恐らく定型フォームで自分自身には該当しない条件の内容等も列挙されていた為だと思われます。