第7位・遠藤賞

「いまきたなう」板倉日奈子

審査員得点:12点 一般投票:54票

 京都のデザイン系フリーターさん。大学を卒業して2年、CEDECに来る予定はなかったため、エキスポパスでペラコンに応募。しかし募集期間中に一般投票順位が上位となってきたため「これは上位に入れるかも」と急遽会場へ足を運んだとのこと。独特のテイストを持ったグラフィックは、自身の画風ではなくペラの見栄えと分かり易さを考えたもので、極めてキレイに仕上がっている。

審査員のコメント

【遠藤 雅伸】
男女同時に調節するゲーム性が良い。

【末弘 秀孝】
見た目もポップで、読みやすい企画書でした。男女同時のテーマも咀嚼されていると思います。

【三上 浩司】
同時にするためにわざと調整するところは面白いと思います.イラストや文字の量なども適切で理解しやすかった.

【平魯 隆導】
まず書類としてアイキャッチがしっかりとあり、内容も非常に理解しやすく好感が持てました。ゲーム内容に関して、シンプルながら伸びシロのあるゲームデザインで、非常に秀逸な企画だと思いました。生産性も高そうです。

【鬼頭 雅英】
絵がかわいいのでいいね!を押してしまった……。「障害物に連打」だけでなく、円を描いて囲んだり、ピンチしたりフリックしたりするんだろうな〜。そしてチクタクバンバン(古)のように歩き続ける男女の速度をうまく調整するようなゲームになるんだろうな〜。

【長岡 靖仁】
携帯が普及して失われた「待ち合わせのドキドキ感」を、ゲームで再現したのが好印象です。若いころ携帯がなかった世代にササりそう。

【菅原 隆行】
ポップなデザインに惹かれました。

【石川 将光】
企画内容もわかりやすく、書面としても非常によくまとまっていて良いと思います。ただ、困っている人ですら障害物として押しのけて行け、というゲームデザインは世知辛いなぁとも思いました。絵柄は可愛らしいのに。それから、相手に合わせるために片方を意図的に障害物に引っ掛けておくようなプレイが最適解になりそうで、もう一捻り欲しいところです。

【木村 貴信】
キャラクタとレイアウトが揃ったビジュアルが良い。ゲーム内容のノリともあっていそう。 実際に作るとなるとどんな視点、どんな画面レイアウトになるのかが気になるが、完成形が気になるくらい好印象。

【石畑 義文】
絵がわかりやすくて良いです。操作もシンプルで良いでしょう。後はこれ以上複雑にせず楽しめる要素が欲しいです。