第43位・石田賞
「男女の視界」益 弘和
審査員得点:6点 一般投票:1.1票
Ubisoft Osakaのプログラマーさん。ペラは両眼立体視が視差のある別画像を表示していることに注目し、それを性別による画像の違いに置き換えるという提案。審査員の石田さんが、全作品中この作品にのみ「いいね!」としたので石田賞とさせていただきます。
審査員のコメント
【柳谷 達之】
これは純粋に興味が出ました。男性と女性では物の見方、感じ方が全く違うとよく聞くけれど、実際に体験はしたことがないので。
実際にプレイしてみて、男性と女性の感覚の違いを体験できるならば、是非やってみたいと思います。
またカップルで興味があるものを入力して共有する事で、お互い普段は知らなかったような共通点や、意外な事が見えてきたりして更に進展があるんじゃないかな、こんちくしょう!
【安本 匡佑】
半身の性別が変わるのは少しグロテスクなイメージがある、タイトルも視界となっているし眼だけとか、脳だけとかの方がプレイヤーにとっては違和感がないのではないだろうか?アイデア自体は良いが、実際にこうなると頭がこんがらがってしまいそうな気がする。
【菅原 隆行】
ペラとしては印象も弱く、分かりにくいのですが、アイデアと発想の勝利という事で。
【板垣 貴幸】
発想は面白いと思います。タイトルを「男の見た目・女の見た目」とするとよりわかりやすくキャッチーに見てもらえるかもしれません。
【石川 将光】
興味の性差はどう表現されるのか?単に図のように文字が表示されるだけなのか?だとすると左右の目で違う文字が出てもただ読みづらいだけだし、そもそも左右の目に分けたからこその面白さが何なのかわからない。
【犬飼 博士】
うわーどうやって実装するんだろうか・・すごくいい、でも、実装方法が理解できないー。
【木村 貴信】
本当に視覚の性差を表現出来るのであれば脳科学的興味から面白そうと思えるが、それはあまりにも現実味が無いので空想止まり。
【永由小百合】
男女の視覚情報からの思考の違いでプレイさせるという案は良いと思いますが、なぜ立体視を使うのかという部分が弱いと思います。
【石畑 義文】
おっと本音が漏れています。ただ、アシュラなんとかが思いついたのなら、もっと面白くできたかも。
【平魯 隆導】
こちらはゲームの企画ではなく、ツールの企画ということでしょうか?もう少し具体的な遊戯システムの説明が欲しいトコロですね。ただ、見るものの評価が男女異なり、それをプレイヤーに同時に見せるという切り口は非常に斬新で面白いと思いました。この後、なんらかのゲームシステムに盛り込んでみていただきたいです。
【山口 隆広】
二人のスマートフォンのカメラを繋いであげる、とかでもできそうですね。