第55位

「ストップ ザ グラデーション」水澤 絹子

審査員得点:5点 一般投票:2.1票

 東京工芸大学芸術学部デザイン学科OBのデザイナーさん。ペラはデザイナーらしく「グラデーション」というキーワードで男女バランスをコントロールするRPGの提案。コメントはないが堀井雄二さんも「いいね!」している。

審査員のコメント

【菅原 隆行】
なんか良く分からないけど気になる。性別をグラデーションで表すのが面白い…ような。不思議な感じのペラです。

【安本 匡佑】
絵的に美しそうで、男女のバランスを操作するのは面白そうだ。操作方法が少しあいまいなので、そのあたりがもう少し述べられてると良い。実際にグラデーション化した生物がどんな動きをするのか見てみたい。

【板垣 貴幸】
目の付けどころが良くシャープだと思います。タイトルは「ジェンダーハーモニー」や「セクシャルバランス」とかがいいかもしれません。これはコンシューマー機だと大手さん向き(寄り)な企画かもしれません。

【石畑 義文】
もう少し説明なしで楽しさがわかるようにすると伝わりやすいでしょう。

【菊池 祐一】
アナログスティックで男女バランスを取るという点がいまひとつ感覚的でないかも

【山口 隆広】
直感的に難しかったです。

【簗瀬 洋平】
とてもアーティスティックな雰囲気は感じるのだけど、結局はよくわからないという……。

【石川 将光】
バトルという単語が随所に出てくるが、どんなバトルなのかまったくわからない。そもそも「助けていく」のかバトルで倒していくのかよくわからないし、唐突に「フォーカス」という単語が出てきてそれが何なのか説明がなかったり、とにかく読んでいて混乱する。笑いあり、涙ありのバトルとは?衝撃的な出会いとは?適当に単語を並べただけのように見える。

【木村 貴信】
15秒で概要が掴めないし、最後まで読んでもプレイヤーが実際に何をするのかが分かりません。

【平魯 隆導】
特に複雑な操作を必要としないゲームデザインになっているのは好感が持てました。しかしながら、少々文章量が多いですね…。本当に必要な情報だけを必要最小限に抑えて説明すると、むしろ内容理解が進みます。言葉を盛り付ければ盛り付けるほど、余計な情報を相手に与えることになってしまい、伝えたいことの中核がどこなのか分かりにくくなってしまいます。【最小限の言葉で、最大限の理解を引き出す】ことが企画マンの腕の見せドコロでもあります。