プログラム

団体招待 AC    BP

「福島GameJam」の3年をふりかえる

日時 
8月22日(木) 16:30~17:30
形式 
パネルディスカッション
受講スキル

ゲームジャム/ハッカソンによるラピットプロトタイピング/人材育成に興味がある方。
教育機関などでジャム/ハッカソン形式による開発実践型教育カリキュラムの導入に興味がある方。
企業の広報などでCSR(Corporate Social Responsibility)を担当されている方、興味がある方。
Global Game Jamなどの世界的な新しい潮流について興味がある方。
リーンスタートアップなど新規事業の立ち上げなどの参考にしたい方。

受講者が得られる
であろう知見

ゲームジャムによるソフトウェアのラピットプロトタイピングの実践と、ゲーム産業が復興支援などの社会貢献活動にコミットメントする方法の事例から今後の広がりを考えるきっかけとする

セッションの内容

IGDA日本では、2011年から、アマチュアの学生やプロゲーム開発者の混在即席チームが30時間で集中してゲームを作るハッカソンイベント「福島GameJam」を毎夏開催しています。本セッションでは開催に至る経緯や実際の内容、目指しているものをご紹介し、ゲーム産業と社会貢献活動についてお話します。また、海外のGlobal Game Jam等の事例も踏まえて、 ゲームジャムが持つ様々な側面とポテンシャルについてご紹介します。  

※ 本招待セッションは、IGDA日本(国際ゲーム開発者協会日本)とのコラボレーション企画セッションとなります。

  • 中林 寿文

    中林 寿文

    NPO法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本) / サイバーズ株式会社

    理事会

    副理事長 / 代表取締役社長

    1974 年生。1999 年サイバーズ株式会社を創業し代表取締役就任(現任)。コミュニティサービスの運営やコンサルティングの他、オンラインゲーム/ ソーシャルゲームの開発支援も手がける。また、本業のかたわら大学院に通い、修士(工学)を修了。2012 年12月に国際ゲーム開発者協会日本(IGDA 日本)のNPO 法人化に伴い副理事長就任。福島GameJam のプロジェクトリーダーなどを務める。また、社団法人人工知能学会の広報委員も務める。

    《講師からのメッセージ》

    NPO法人IGDA日本
    http://igda.jp/
    IGDAはゲーム開発者個人を対象とした米国発祥の国際NPOで、日本支部は2002年から活動開始しまし、2012年12月にNPO法人化しました。2013年6月現在、9つの専門部会(SIG)、2つのタスクフォース、1つのワーキンググループにより、ボランティアベースでセミナー・ワークショップ・ゲームジャムやインディゲームショウを開催しています。

    サイバーズ株式会社
    http://www.cyberz.co.jp/
    コミュニティサービスを専門とし、オンラインゲームのコミュニティコンサルティングなどを提供しています。また、ゲームだけでなくエンタープライズ分野の経験も踏まえて、ソーシャルゲームやネイティブアプリケーション向けのシステムやインフラの基本設計、テクニカルディレクションや、リリース前後でのシステム性能改善やソフトウェア品質向上支援業務なども手がけています。

  • 新 清士

    新 清士

    オフィス新

    ジャーナリスト(ゲーム・IT)

    1970年生まれ、慶應義塾大学商学部、及び、環境情報学部卒。他に、立命館大学映像学部非常勤講師。NPO国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)名誉理事。日本経済新聞電子版やビジネスファミ通や、ビジネスファミ通「デジタルと人が夢見る力」、週刊アゴラ「ゲーム産業の興亡」など。著書に『ゲーム産業の興亡』(アゴラブックス)。 調査などに「シンガポールゲームカンファレンス『Casual Connect Asia2013』」海外出張調査専門家(ジェトロ福岡)。東京ゲームショウで、インディペンデントゲーム開発者向けの国際プレゼンテーションイベント「センス・オブ・ワンダーナイト」の運営などに関わる。

    《講師からのメッセージ》

     7月初旬に、著書に『ゲーム産業の興亡』(アゴラブックス)をKindle版を発売しました。「週刊アゴラ」に連載している内容をまとめたもので、ゲーム産業を読み解くための、3つの基本的なキーワードを整理している内容です。ゲームはメディアですので(1)広義のムーアの法則、(2)人口、(3)可処分所得・時間の影響を大きく受けています。日本のゲーム産業が自然に成長した理由も、ここから理解することができます。
     今回、福岡市の調査予算を通じて、調査させて頂いたシンガポールで行われた「カジュアルコネクト2013」を通じて見えてきた東南アジアの状況を紹介していきます。それを通じて、なぜ東南アジアが一つのキーワードとなりうるのか、また、何が日本のゲーム産業の成長にとってのネックとなっているのか、さらに日本でゲームクラスターを形成するためには何が重要なのかも、これらのキーワードを通じてご紹介していきます。
     また、共同で講演をさせて頂くIGDA日本が3年間主催してきた「福島ゲームジャム」についての講演でも、なぜ成り立つようになったのかも、見えてくる面があります。
     これらのことを、私の担当するセッションでは、ご紹介していきたいと思います。

  • 長久勝

    長久勝

    国立情報学研究所

    GRACEセンター/先端ICTセンター

    特任技術専門員

    ゲーム、映像配信の技術職を経て現職。ソフトウェア工学教育と、学術クラウドに携わっている。早稲田大学MNC非常勤講師兼務。NADEC主宰、ゲームコミュニティサミット2013実行委員、IGDA日本 福島ゲームジャムT/F副世話人。単著「Javaゲームプログラミング アルゴリズムとフレームワーク」、雑誌特集「生物の生きるしくみを応用する免疫アルゴリズム」、TopSE修了制作「FDRによるRPGシナリオの検証」、共著「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」。CEDECでは、2005-2011「ゲームAI RT」、CEDECラボ2008プログラム委員、2009講演「僕より賢いSATソルバー」。

    《講師からのメッセージ》

    国立情報学研究所
    http://www.nii.ac.jp/
    講演者の所属する国立情報学研究所は、情報学という新しい学問分野での「未来価値創成」を目指すわが国唯一の学術総合研究所として、ネットワーク、ソフトウェア、コンテンツなどの情報関連分野の新しい理論・方法論から応用展開までの研究開発を総合的に推進しています。また、大学共同利用機関として、学術コミュニティ全体の研究・教育活動に不可欠な最先端学術情報基盤(サイバー・サイエンス・インフラストラクチャ:CSI)の構築を進めるとともに、全国の大学や研究機関はもとより民間企業やさまざまな社会活動との連携・協力を重視した運営を行っています。民間企業出身の研究者も在籍しており、民間企業との共同研究も多く行われています。

    トップエスイー
    http://www.topse.jp/
    講演者が国立情報学研究所GRACEセンターの一員として運営に参加しているソフトウェア工学の社会人向け教育プログラム「トップエスイー」は、ソフトウェアシステム構築の現場で強力なツール類を十分利用できる”スーパーアーキテクト”を育成するために創設されました。先端的な教材を基に、ソフトウェア産業における次世代リーダの育成を行っています。モデル検査などソフトウェアの設計を検証する技術も学ぶことができます。これまで7期189名の修了生を輩出しており、講演者も2期生として修了制作「FDRによるRPGシナリオの検証」で優秀賞を獲得しています。

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