海外企業から見る成長を続けるカナダのゲーム産業


講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月23日(木) 13:30 〜 14:30
資料公開
予定あり
受講スキル

国際コラボに興味をお持ちの方

カナダのゲームづくりの現場について知りたい方

AAAタイトルの制作について知りたい方

得られる知見

カナダのゲーム産業の情報

AAAタイトルの制作の経験談

国際連携のメリット、デメリット

セッションの内容

長年世界を回って多数のAAAタイトルの制作に携わり、最後に選んだのは、カナダ。

きっかけは、カナダ・モントリオールでユービーアイソフトの世界最大規模のゲーム開発スタジオでの勤務だった。それから、スペインでモバイルに関する事業を経て、再びカナダへ。現在は、ユービーアイソフトが北米に置く唯一のモバイルスタジオを率いる。

ただ、今回は、自社のスタジオのみならず、大好きになったカナダへも貢献したい、人材を育てたい。その思いで、インタラクティブ・ノバスコシアという、州の産業協会の会長を務めることに。

世界大手が進出し続けているカナダ。

その理由のひとつは、きっと、カナダにいるだけで、カナダの優れた人材だけではなく、世界中からの知識やアイディアが得られること。そしてお互いに切磋琢磨し、より良いゲームを作り出す。

カナダでのゲームづくりに魅了された。

一体、なぜなのか。

海外企業から、そして、3Dアーティストの観点から語ります。

講演者プロフィール

グエネール・エリオ

ユービーアイソフト・ハリファックス /

Studio Manager

<講演者プロフィール>

1995年、フランスでコンピューター・グラフィックスとビデオゲームの仕事を始める。2001年、カナダに移り、テクニカル・アートディレクターとしてユービーアイソフト・モントリオールに入社。同社では「ミスト4」、「レインボーシックス - レイブン・シールド」、「プリンス・オブ・ペルシャ - 二つの魂」、「ナルト - ライズ・オブ・ア・ニンジャ」、「ウォッチドッグス」など、多くのAAAタイトルの制作に携わる。

2010年-2015年、スペインに移ってモバイルに関する様々な事業を手掛け、また現地にゲーム制作のスタジオを開設。2015年、ユービーアイソフトから、同社が新たに買収したハリファックス(カナダ・ノバスコシア州)のゲームスタジオの運営を任される。ユービーアイソフト・ハリファックスは現在、ユービーアイソフトが北米に置く唯一のモバイルスタジオとして、従業員55名を擁し多様なモバイル事業を展開している。

<受講者へのメッセージ>

CEDEC2018を機にたくさんの方々とお会いできたら嬉しいです!
アニータ・パン

カナダ大使館

商務部

二等書記官・トレードコミッショナー

<講演者プロフィール>

2010年にカナダ外務・国際貿易省入省。
2015年より在日カナダ大使館において科学技術・デジタルメディアを担当。日本での赴任以前は、国際貿易大臣官房や外務省バンクーバー事務局で勤務。
日本では、毎年、カナダ・ゲーム・サミットを開催し、カナダと日本のゲーム産業における協力を更に深めるために活動している。

<受講者へのメッセージ>

ゲームに関しては専門家ではありませんが、日本とカナダのゲーム産業の架け橋になれたらと思います。
カナダのゲーム産業についてご質問がある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。