最優秀賞
エンジニアリング部門
人気コンテンツ制作に関する基礎技術や実応用事例を独自開催のカンファレンスで発信し、業界の技術発展に貢献

株式会社Cygames
Cygames Tech Conference 運営チーム

受賞者からのコメント


この度は、CEDEC AWARDS 2022 エンジニアリング部門の最優秀賞を頂戴し、誠に光栄に感じております。Cygamesとしては、単独でのカンファレンス開催は初の試みではありましたが、多くの方にご視聴いただき、またご好評いただきまして、運営チーム一同大変嬉しく思っております。この取り組みをきっかけに、開発者だけでなく普段コンテンツ開発に従事していない方々にも興味を持っていただき、より業界を盛り上げていくための一助となれば幸いです。最高のコンテンツを作る会社として、今後も「最高のカンファレンス」を、より多くの皆さまにお届けできるように、運営チーム一同尽力して参ります。次回の開催も楽しみにお待ち頂ければと思います。

プレゼンターからのコメント


Cygames Tech Conference 運営チームの皆様、この度はエンジニアリング部門 最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます!
今回の受賞について、「独自開催のカンファレンスにおけるコンテンツ制作事例の具体的な紹介や開発サポート事例の解説を通じ、業界の技術発展に貢献いただいた点」が審査員、ならびに受講者の皆様に評価いただけたのかなと感じております。特に「ウマ娘 プリティーダービー」の事例紹介について、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。また昨今の状況下において、動画配信主体での自社カンファレンス開催の成功事例を提示できたのも、高い評価につながったポイントではないかと考えております。
改めまして、最優秀賞の受賞おめでとうございます。次回以降のカンファレンス開催についても、期待しております!

ノミネート理由


「ウマ娘 プリティーダービー」を代表とする人気コンテンツ制作における技術や応用事例を多数発表。シナリオ制作などや公式漫画アプリなど周辺のサポートの開発技術を含めて紹介した点も評価。

ゲームデザイン部門
ソウルシリーズとオープンワールドが融合した高度なゲームデザイン

株式会社フロム・ソフトウェア
『ELDEN RING』開発チーム

受賞者からのコメント


この度は、ゲームデザイン部門の最優秀という、
素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。

『ELDEN RING』のゲームデザインは、「困難を克服する達成感」というテーマに加え、
未知と脅威に満ちた広大な世界に、自由に挑み探索する「冒険感」を重視しました。

それは、我々が『DARK SOULS』シリーズなどで培ったノウハウをベースに、
そうした蓄積の先にしか実現できないものを作ろうという、新しい挑戦でしたので、
このような最上の評価を頂き、とても嬉しく感じています。

『ELDEN RING』をプレイしてくださった、すべてのユーザーさんに感謝したいです。

これからも、面白く、また価値のあるゲームを作っていくつもりですので、ご期待頂ければ幸いです。
この度は、本当にありがとうございました。

ディレクター 宮崎英高

プレゼンターからのコメント


CEDEC AWARDSゲームデザイン部門を受賞されました皆様、誠におめでとうございます。
世界のゲーム人口が拡大を続け、ジャンルやプラットフォームの垣根が減り、いままさにデジタルゲームの可能性が急速に広がる中、今年もさまざまな場所で、新しく魅力的なタイトルが登場いたしました。
本受賞は、その中で皆様のタイトルが、ひときわ光るゲームデザインであったことの結果であると思います。
その中でも最優秀賞を受賞されました『ELDEN RING』を開発された株式会社フロム・ソフトウェアの開発チームの皆様、おめでとうございます。
世界を熱狂させている本作のゲームデザインとしての大きな魅力は、シリーズで長年培われてきたゲーマーを深く熱中させる数多のノウハウが、オープンワールドゆえの自由度と融合し、圧倒的な深さと同時に遊びやすさをも生んだ、独自のレベルデザインにあるかと思います。
大きな作品になるほど、独自性と完成度を両立させることが難しくなる中、広大なオープンワールド世界でユーザーが熱狂できる新たなゲームデザインが生み出されたことが、数多あるゲームの中でも特筆すべき内容だと評価された結果であると思います。
この度は本当におめでとうございました。

ノミネート理由


伝統的なソウルシリーズの面白さをオープンワールドとの融合によりさらに拡張した。
オープンワールド化することで自由度が広がり、よりプレイヤーの選択肢が広がる中で、ソウルシリーズ独自とも言えるレベルデザインは非常に秀逸である。
今後多く出てくるであろうオープンワールドと既存ゲームの融合におけるタイトルのフラッグシップとなることが予想されその点を高く評価した。

サウンド部門
レースの臨場感を表現する丁寧かつ効果的なサウンド演出

株式会社Cygames
「ウマ娘 プリティーダービー」サウンド開発チーム

受賞者からのコメント


この度はサウンド部門最優秀賞にご選定いただき、誠にありがとうございます。
レースやライブ、育成などあらゆるシーンで個性を発揮するウマ娘たちの魅力をファンの皆様へお届けするために、サウンドとして徹底的に考えながらゲームに落とし込んでいきましたが、今回こうして開発チームの取り組みを評価して頂けたことを本当に嬉しく思います。
これも「ウマ娘 プリティーダービー」を愛してくださるファンの皆様のおかげであり、この場を借りて御礼を申し上げます。
今後も多くの皆様に楽しんでいただけるコンテンツに相応しい「最高のサウンド」をお届けするべく、開発メンバー一同尽力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

プレゼンターからのコメント


「ウマ娘 プリティーダービー」サウンド開発チームの皆様、最優秀賞の受賞、おめでとうございます。
ウマ娘を起動した際に、画面の向こう側にある「その世界」から聴こえてくる、生き生きとしていて、非常に細かく丁寧な没入感のあるサウンド表現に、驚かれた方もたくさんいるのではないでしょうか。
キャラクターの存在する空間や響き、距離感、その場で鳴っている音の表現の隅々まで、開発チームの技術と労力が惜しみなく注がれており、非常に短かったというサウンドブラッシュアップ期間における濃密な取り組みは、競馬のレースにも似た、全力の疾走であった事は想像に難くありません。その結果は多くの人に響いています。
諦めず、徹底的にこだわり抜くチャレンジングなその姿勢は、新たな品質指標を生み出し、今後の業界発展に向けて素晴らしい影響を与えた事と思います。
その技術力と熱意を活かした、今後のご活躍にも大きく期待しております。
改めて「ウマ娘 プリティーダービー」サウンド開発チームの皆様、本当におめでとうございます!

ノミネート理由


レースの臨場感やわくわく感、キャラクターの魅力を最大限に引き出し、何度もプレイしたくなるようなサウンド演出。シーンの様々な環境に対応できるよう初期反射の組み合わせでデータ量を押さえつつ効果的に空間の表現ができている点、足音や歓声のパターンを多く用意してシーンごとに足し引きすることで、活気がありつつプレイヤーを飽きさせない効果音演出を評価。

ビジュアルアーツ部門
一瞬たりとも退屈を感じさせず、現代のゲームにおいて満点に値する作品。

株式会社フロム・ソフトウェア
『ELDEN RING』開発チーム

受賞者からのコメント


この度は、このような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。

『ELDEN RING』は、フロム・ソフトウェアとしては初となるオープンフィールドのレベルデザインなど、たくさんの挑戦をしたタイトルです。
それらはビジュアルアートだけでなく、ゲームデザインの品質にも密接に関わることが多く、アーティストたちがこだわりを持って取り組みました。
今回、多くの方にご支持をいただくことができ、大変嬉しく思っております。

今後も、ユーザーの皆様から頂いた反響を分析して、より高いレベルで楽しめるアートを、全力で作っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

株式会社フロム・ソフトウェア
『ELDEN RING』開発チーム

プレゼンターからのコメント


『ELDEN RING』開発チームの皆様、最優秀賞受賞おめでとうございます。
今年の受賞作品はそれぞれ独自の表現方法を持って視覚的に物語体験を支え、感動させてくれた作品達が数多くノミネートされました。どれも本当に甲乙つけがたく、投票内容からも接戦が見て取れましたが、最終的に最も多くの票を得たのは『ELDEN RING』でした。
過去作からの特徴である、綿密に作りこまれた背景設定を言葉で語りきらず、ビジュアルやサウンドをもって断片的に、そして感情的に伝える…そのストイックなストーリーテリングが、本作においては最新世代のグラフィック技術と高い芸術性を持ってより鮮烈に表現されておりました。
また、いままでの比較的リニアなゲームシステムから一転し、自由に冒険できるようになったオープンワールドにチャレンジした本作では、プレイヤーを自然に誘導する為のビジュアルデザインはより一層重要な役割を果たしており、高度な設計が見て取れました。
ソウルシリーズなど、ハードコアなゲーム制作において近年のゲーム業界に多大な影響を与えてきているフロム・ソフトウェア様ですが、CEDEC AWARDSのVA部門でノミネートされるのは実は初めての事でした。そこで最優秀賞に輝き、信念を持って常に高みを目指し進化しつづけるその姿は、自分も含めて多くのデザイナーの憧れや目標でもあり、またこれからゲームの物語体験をより深めるための一つの技法の確立をみたような気がします。
改めまして、『ELDEN RING』開発チームの皆様、最優秀賞の受賞おめでとうございます。

ノミネート理由


広大なエリアから狭小なダンジョンへのシームレスな遷移は、レベルデザインと共にある明暗のコントラストがシリーズ独自のユーザー体験への演出となり、ダークファンタジーの世界観をオープンフィールドでも損なわれることなく最新世代のグラフィックスへ昇華させている。
特に今作の絵画的な風景と写実的なディテールの融合は、高い次元で一つの表現として確立させた。

 
特別賞
宮崎 英高 氏(株式会社フロム・ソフトウェア)

受賞理由

「Demon's Souls」に始まる一貫して高難易度なゲームデザインはファンを魅了し続け、ひとつのジャンルとして新しい境地を開拓し続けてきた。 最新作の「ELDEN RING」ではこれまでの集大成として過去作を大きく上回るクオリティやボリュームを実現し、世界中のユーザーから極めて高い評価を得て大ヒットを記録している。 これまでに数々の賞を受賞してきた氏の手掛けるタイトルはゲームファンのみならずゲームクリエイターからも注目を集めており、その制作手法や手腕もゲーム業界に大きな刺激と影響を与え続けている。

プロフィール

宮崎 英高
株式会社フロム・ソフトウェア代表取締役社長、ゲームディレクター。
2004年、フロム・ソフトウェアに入社。
以降、『ARMORED CORE 4』シリーズ、『DARK SOULS』シリーズ、『Bloodborne』、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』、『ELDEN RING』など数多くのタイトルでディレクターを務める。
個人受賞歴に、Golden Joystick Awards 2018でのLifetime Achievement Award(生涯功労賞)など。