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株式会社 クライテリオン・ソフトウエア
技術部 部長 吉岡直人氏
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R09:ゲーム作成と下請法
公正取引委員会 取引部企業取引課
【9/6】12:30-14:00
2004年CEDECのスケジュールを眺めて、いくつか特徴が見られます。
まず、プロデュースやマネージメントを扱うセッションの増加が目立ちます。
CEDECに参加される方々のほとんどは、プロフェッショナルとしてゲームの開発に関わられる方々と思います。ですから、こういったセッションの重要性は
言うまでもありません。プログラマの方、アーティストの方でも、このようなスキルを身に付けておくことで、自らの関わるゲームの開発効率を向上させたり、市場価値を高めたりすることの助けになると思います。
また、セルフプロデュース能力を磨く事で、自らのスキルを、より高い価値として組織、あるいは業界の中で位置付ける一助ともなり得るでしょう。
また、これからゲーム業界に入ろうとしている方々にとっても、「職業としてゲームを開発する」ことの実感を得て頂くには恰好の教材ではないでしょうか。
このジャンルからは、「ゲーム作成と下請法」に注目してみました。公正取引委員会の方によるセッションですから、専門家の方による確実な情報を得るチャンスです。
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R06:遊び学に基づいた面白いゲームの開発手法
岩谷 徹 (株式会社ナムコ インキュベーションセンター コンダクター)
【9/6】14:30-16:00
ゲーム開発現場で体験された事や、疑問に思われていることについて、講師の方と意見交換する機会ともなるでしょう。
そして、ゲームデザインに関するセッションの増加も、今回の特徴かと思います。
これまで世界中に向けて大ヒットを飛ばし続けた日本製ゲームは、「企画」や 「プロデュース」の名の下に、優れた「ゲームデザイン」を行ってきました。
また、ゲームを構成する個々の要素、アートワーク、プログラミング、キャラク タデザインなどについて、 トップレベルの能力を持つ日本の開発者の皆様が弛まぬ努力を重ねられた結果であることは間違いありません。
ゲームデザインは「ゲーム性」の本質を強力なものとするには欠かせないものであり、優れた技量により造り出される構成要素を効果的に組み合わせる技術でもあります。ゲームは娯楽作品ですから、お客様の飽くなき欲求にさらされ続けます。もっと面白いゲームを求める声に力強く応え続けるためには、専門職種としてのゲームデザイナが求められているように思います。
いくつかの関連セッションがありますが、昨年に引き続きセッションを持たれる、ナムコの岩谷徹氏による「遊び学に基づいた面白いゲームの開発手法」に注目したいと思います。パックマンなどのゲームデザイナとしての実績、これを多くの人々に伝えようとする強い意思に裏付けられた岩谷氏のセッションは、大いに注目に値するでしょ
う。
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R34:最新3Dグラフィクス・アニメーション制作技術〜ユーザインタフェース研
究の現場から〜
五十嵐 健夫(東京大学 大学院情報理工学系研究科 講師)
【9/6】12:30-14:00
五十嵐氏は、1999年のSiggraphで「Teddy」を発表し、世界中のCG関係者に衝撃を与えました。
私自身も、このときの発表に同席する幸運に恵まれました。 このときの会場の熱狂、その後の盛り上がりは、今でも忘れる事ができません。
また、プレゼンテーションも見事なものであり、CEDECではどのようなセッショ ンを行って頂けるのか、とても楽しみにしています。
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かつてないゲーム開発環境の体験
株式会社クライテリオン・ソフトウエア/協力:NVIDIA株式会社
【9/6】10:00〜11:30 14:30〜18:00
【9/7】10:00〜11:30 12:30〜14:00
【9/8】10:00〜11:30 14:30〜18:00
今年のCEDECは、ワークショップも花盛りです。
手前味噌になりますが、クライテリオンのRenderWare Studioワークショップに は、是非ご参加下さい。
最新のプロフェッショナル用ゲーム開発環境です。強力なゲームデザインツー ル、効率の良いアセット管理、開発工程全般を効率化するプロジェクト管理機能、柔軟な拡張性をご体験頂けます。
ワークショップは、実際に自分の手で作業をしながら、専門技術や、最新技術を身につける事ができる絶好の機会です。
しかも、今年は合計8つものワークショップが開催される予定です。これは、CEDEC史上最大の規模です。
ぜひ、この機会を逃さずに、様々なワークショップに参加されることをお勧めし ます。
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