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世界が注目! VRゲームを実現する開発技術とは?デバイスの進化が加速するコンピュータエンターテインメント開発の最前線!!(日経コンピュータ 7月23日号他掲載)


デバイスの進化が応用可能な要素技術のハードルを下げ、家庭用ゲームで使われてきた技術をスマートフォンに活かそうというトピックも多い。「プロシージャル」や「ディープ・ラーニング」をどう生かすのか、日本発の2.5次元世界のゲームとは? 異分野をも巻き込む新世代のコンピュータエンターテインメント開発の道筋が、今、示される。


CEDEC(セデック)は、国内外の家庭用ゲーム、スマートフォン・ゲームに代表されるコンピュータエンターテインメントの開発の事例報告や、応用や転用が期待されるさまざまな技術が、技術者・研究者自らの講演や展示によって紹介される、国内最大のカンファレンスイベントだ。時代の変化に合わせ、開発、運営、またコンテンツそのものを新しいレベルに到達させようと「Reach Next Level !」のテーマのもと多彩な情報が、受講者たちの開発意欲を一層刺激する。

近年急速な進化を続けるスマートフォンだが、コンピュータエンターテインメントの開発者たちが、いよいよスマートフォン・ゲームの開発に本腰を入れようという環境が整ってきた。かつては、家庭用ゲームのダウンサイズで事足りた時代があったが、今後は、明らかにそうした開発手法との決別を告げる。年々向上するスマートフォンのハードやOSの性能が、これまで家庭用ゲームで培ってきたにもかかわらず使えなかった技術の応用を可能としたからだ。その意味で、CEDEC2015では、家庭用ゲームの技術をスマートフォンに活かそうというトピックも数多くみられる。

一方、デバイスの進化は、コンピュータエンターテインメントの開発に応用可能な要素技術のハードルを下げた。これまで開発に応用することが期待されてきた技術の一部には、「発想は素晴らしいが、今の技術ではクリアできない課題が多い…」と、実現の可能性が難しいとされることも多かった。しかし、現在では、実現の時期を予感できるようになり、さらには、明言できるまでになってきたという。すでに、タッチパネル技術の発達が、操作性を重視したコンテンツを生みだしているし、高精細な映像を撮影できるカメラや、高度な伝送技術、解析技術の応用により、映像を遠隔地にリアルタイムで送り、画面に反映させる技術も登場している。

仮想現実(VR)世界で繰り広げられるゲームに求められる技術とは?

そして、今、注目されているのが、仮想現実(VR:Virtual Reality)世界の中で楽しむゲームを開発するためにどんな技術が必要になるかだ。そのヒントが、CEDEC 2015にある。 本年3月にアメリカのサンフランシスコで開催された世界的なゲーム開発者カンファレンス「G a m eDevelopers Conference(GDC)では、多くの参加者たちがヘッドマウント・ディスプレイをつけ、VR世界で楽しむコンテンツを体験した。VR世界でのゲームが、次世代のエンターテインメントとして現実味を帯びてきたのだ。

コンピュータエンターテインメントは、"次元"を表現しその中に世界観を作り上げる技術開発とともに進化してきた。1972年に米国・アタリ社がテレビゲーム「ポン」を発表してからゲームは2次元=平面のなかで表現されてきた。その後、平面上に描かれているものの奥行きが感じられる3次元的な表現が可能となり、さらには3次元立体映像(3D)世界を舞台にしてゲームが展開されるようになった。そして今、プレイヤーがVR世界に立ち入り、主観映像のなかでゲームが展開されようとしている。 これまでのゲームは、展開される「世界」を作り手側で限定してきたが、VR世界でのゲームは、どこで展開されるかはプレイヤーの意思にゆだねデバイスの進化が応用可能な要素技術のハードルを下げ、家庭用ゲームで使われてきた技術をスマートフォンに活かそうというトピックも多い。「プロシージャル」や「ディープ・ラーニング」をどう生かすのか、日本発の2.5次元世界のゲームとは? 異分野をも巻き込む新世代のコンピュータエンターテインメント開発の道筋が、今、示される。

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