アカデミック・基盤技術
スクウェア・エニックス AIアカデミーの試み 「ゲームAI技術のための教育カリキュラムを考える」
- 日時
- 8月26日(水) 13:30~14:30
- 形式
- レギュラーセッション
- プラットフォーム
- その他
受講スキル | デジタルゲームにおける人工知能、およびその教育に関心のある方をお待ちしています。人工知能についても、教育についても特に前提知識は要りませんので、関心のある方はどなたでもお越しください |
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受講者が得られるであろう知見 | 以下のような知見が得られます。 |
セッションの内容
スクウェア・エニックスでは、普段公開されることの少ないゲーム産業における人工知能技術を、全国の大学の学生・教員に向けて紹介する活動を「AIアカデミー」として続けている。広く教育機関、産業にゲーム産業におけるAIの知見を供与することで、大学・専門学校・ゲーム産業における人工知能教育を促進し、さらには将来、人工知能を専門として、ゲーム産業で活躍する人材の育成に繋げることが目的である。2014年度は学生様を全国から公募し作文によって選抜し、全5回のセミナーを2度開催した。選抜人員は30名であり、殆どが全5回を通して出席した。
各セミナーはゲーム産業における人工知能技術の導入のカリキュラムのフレームを準備し、講演1時間と演習2時間からなる。本講演では、全5回の内容のフレームを説明することで、現在のゲームAIの導入部分の教育課程を説明する。また演習は、抽象的な概念を作業を通じて習得する演習となっており、そのワークショップの実例と様子を解説する。
http://www.jp.square-enix.com/dgl/academy/
講師プロフィール
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三宅 陽一郎
株式会社スクウェア・エニックス
テクノロジー推進部
リードAIリサーチャー
京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。デジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。IGDA日本ゲームAI専門部会設立(世話人)、DiGRA JAPAN 理事、人工知能学会会員。共著『デジタルゲームの教科書』『デジタルゲームの技術』 翻訳監修『ゲームプログラマのためのC++』『C++のためのAPIデザイン』(SBCr)『はじめてのゲームAI』(WEB+DB PRESS Vol.68、技術評論社)。ゲームAIラウンドテーブル・オン・ツイッターを主催。最新の論文は『デジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在』(人工知能学会誌 Vol.30, Webで公開)。論文、講演資料はブログを通じて公開している。「y_miyakeのゲームAI千夜一夜」http://blogAI.igda.jp
《講師からのメッセージ》