エンジニアリング
FINAL FANTASY XV –EPISODE DUSCAE–のアニメーション ~接地感向上のためのとりくみ~
- 日時
- 8月26日(水) 17:50~18:50
- 形式
- レギュラーセッション
- プラットフォーム
- コンシューマ
受講スキル | アニメーションやキャラクター制御の基礎技術(Motion Blend、State Machine、IK等)に関する知識を持つ方 |
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受講者が得られるであろう知見 | アニメーション表現のプロシージャル技術を各種キャラクターや環境に応用する際のヒント。ゲームエンジンのツール作成の際の体験談など。 |
セッションの内容
このセッションではFINAL FANTASY XV –EPISODE DUSCAE– (FFXV体験版) のアニメーションシステム Luminous Animation の技術について、エンジニアが詳説します。
FFXV体験版では「接地感」をテーマに、登場するモンスターやキャラクターたちが周りの環境や地形に適応し、動作を変化させることを重要な技術課題としました。このようなアニメーションを実現するために、膨大なモーションクリップを効率良くキャラクターに組み込むためのアニメータのワークフローや、開発したツールについて説明します。
また、FFXV体験版に登場するモンスターやキャラクターに使用された、足や尻尾のIK・ヒットリアクションなどのプロシージャル技術の実装についても詳説します。これらのプロシージャルなアニメーション表現を実現するためにアニメータとエンジニアが協業し、各種のキャラクターに組み込む際に遭遇した課題とその解決方法などについても同時に焦点をあてます。
講師プロフィール
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今村 紀之
株式会社スクウェア・エニックス
第2ビジネス・ディビジョン
プログラマー
2010年東京大学大学院修士過程修了、同年株式会社スクウェア・エニックス入社。
社内ゲームエンジンLuminous Studioの開発に携わる。
現在、FINAL FANTASY XV開発チームでアニメーション関連のプログラム実装を担当。《講師からのメッセージ》
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川地 克明
株式会社スクウェア・エニックス
テクノロジー推進部
アニメーションリサーチャー
2011年より社内ゲームエンジン Luminous Studio の開発に従事。プロシージャルなキャラクタアニメーション生成に関する研究・開発を担当。
《講師からのメッセージ》