プログラム

公募 BM

未来を切り開く人材をどう育てるべきか? <人材育成本音パネル>

日時 
8月20日(月) 14:50~15:50
形式 
パネルディスカッション
受講スキル

・人事(採用や配置,教育)関連の業務に携わる方
・開発会社または学校等で教育に携わる方
・プロジェクトにおいて人材リソースをマネージメントする方

受講者が得られる
であろう知見

・様々な人材育成スタイルの効果や課題などの長所と短所
・社内,学校内の人材育成カリキュラム構築の指針やアイデア

 コンソール機やPCの処理能力の向上に伴う技術の高度化や,オンラインゲーム,ダウンロードコンテンツ,モバイルゲーム,ソーシャルゲームなど分野の拡大により,制作人材に対するニーズは高度化かつ広範化しています.本セッションでは,パブリッシャー,デベロッパー,大学などそれぞれの立場で人材育成に取り組んだパネラーを招きます.それぞれ,社内トレーニングやインターンシップによる人材育成,高等教育における人材育成など,異なる立場で人材育成を実施したパネラーたちの経験と実績から,将来の人材育成のために何をすべきかを議論します.

  • 三上浩司

    三上浩司

    東京工科大学

    メディア学部

    准教授

    博士(政策・メディア,慶応義塾大学).慶應義塾大学環境情報学部を卒業後,日商岩井にて家庭用ゲーム通信サービスX-BANDを事業化.その後エムケイにてシミュレーションゲームの開発を担当し,金子満氏と東京工科大学片柳研究所クリエイティブ・ラボを設立,アニメやゲーム制作技術の研究開発を行う.GGJ2010,2011,2012東京工科大学会場責任者
    主な著書
    「ディジタルアニメマニュアル2009」デジタルアニメ制作技術研究会
    「アニメ学」NTT出版
    過去のCCEDEC講演
    「Global Game Jamへの誘い -48時間ゲーム開発プロジェクト参加報告-」2009
    「産学連携による高等教育機関におけるゲーム人材の育成と先端研究」2007

    《講師からのメッセージ》

    ゲーム業界と大学の両方に身を置き日々奮闘しております.
    形式的な産学連携ではなく,双方の特徴が活きる連携ができたらうれしく思います.
    産業界の皆様からアドバイスいただきながら改良を進めた,大学独自のゲーム開発教育カリキュラムは,2012年3月に情報処理学会優秀教育賞を受賞するに至りました.今後ともさまざまなご意見を頂戴できれば幸いです.

    矢野 貴浩

    矢野 貴浩

    株式会社サイバーコネクトツー

    開発部

    ディレクター

    ゲーム業界とは無縁の前職を辞め、2005年、29歳で株式会社サイバーコネクトツーにインターン生として入社し、その後アルバイトを経て正社員となる。『.hack//G.U.』シリーズ、『ナルティメット』シリーズの開発に携わり、2011年10月にリリースしたPSP『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットインパクト』でディレクターを担当。また、開発と並行してインターン生の生活指導も担当。

    《講師からのメッセージ》

    私はゲーム業界とは無縁の職からの転向で、インターンシップを経験して入社し、現在、業務と並行してインターン生の生活指導を担当しています。自身の経験をもとにインターンシップによる人材育成について、本音で語らせて頂きます。また、今回のCEDECで沢山の方とお会いしたいので気軽に声をかけてくださいね。【twitterアカウント:@YANOTAKA_CC2】

    湊 和久

    湊 和久

    株式会社バンダイナムコスタジオ

    プログラム1部

    リードプログラマ

    PCゲーム開発、アニメ制作を経て、2007年バンダイナムコゲームス入社。2012年よりバンダイナムコスタジオ所属。業務用中・大型ゲーム機開発のプログラムを中心にコンソール移植等も担当。「デッドストームパイレーツ」「鉄拳タッグトーナメント2」などのゲームタイトルのほか、書籍「ゲームエンジンアーキテクチャ」「Unityではじめるゲームづくり」の翻訳・監修にも関わる。現在「Game Mechanics: Advanced Game Design」を翻訳中。

    《講師からのメッセージ》

    海外のゲームスタジオ、映画スタジオや、フットワークが軽く情熱的な小規模ディベロッパーと比較して、日本の中規模以上のディベロッパーは鈍重で頭が固く、同じことはできないと指摘されることがありますが、本当にそうでしょうか? 私たちの試みを、いくつかのセッションでフィードバックさせていただきます。CEDEC三日間を通じて有意義な情報交換ができればと思っています。よろしくお願いします!

ページトップへ