プログラム

公募 INT

大気圧を考慮した濡れた布のシミュレーション

形式 
インタラクティブセッション
受講スキル

クロスシミュレーションに興味のある方
物理シミュレーションを利用しているプログラマーやデザイナーなど

受講者が得られる
であろう知見

クロスシミュレーションに関する知識
濡れた布の目指す表現と現状での問題点

近年、ゲームのようなインタラクティブ性の求められるコンテンツにおいても、クロスシミュレーションが利用される事例が増えている。その利用法の1つとしてキャラクターの衣服を再現することが考えられるが、そのような衣服が水に濡れるという事は十分に起こりうることである。布は濡れることでその風合いや動きに変化が起こるが、濡れた布の張り付き感を、布本来のもつ柔軟な動きを伴いつつ再現することは非常に難しいと考えられる。本セッションでは、大気圧による吸着を考慮することで、布の張り付きを伴った濡れた布特有の動きの再現を行った。

  • 山田 航

    山田 航

    東京工科大学大学院

    大学院前期修士課程在学

    渡辺大地

    渡辺大地

    東京工科大学

    メディア学部

    講師

    1999年より現職。専門分野は3次元CAD 及び3次元インタラクティブグラフィックス。主な論文に「NURBS 境界Gregory 曲面を用いた曲面の形状制御」「柔軟な形状制御機能を持ったCyber World ToolKit」「任意三角形メッシュからの特徴稜線抽出」がある。現在の主な研究対象はCGを中心としたゲーム制作に関連する技術技術である。

    竹内亮太

    竹内亮太

    東京工科大学

    メディア学部

    非常勤講師

    2004年東京工科大学メディア学部メディア学科卒業。2006年東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科メディアサイエンス専攻博士前期課程修了。2012年同研究科博士後期課程満期退学。3DCGおよびゲーム制作に関する研究・教育に従事。

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