プログラム

公募 INT

プログラミングイベントABProの運用とその成果

形式 
インタラクティブセッション
受講スキル

プログラミング教育,または社員教育の経験がある方.
開発におけるモチベーション管理に問題を感じた経験がある方は是非.

受講者が得られる
であろう知見

プログラミング教育や開発における個々人のモチベーションの上げ方,維持の仕方.

明治大学宮下研究室が主催するプログラミングイベント,『ABPro(普通じゃないプログラミング発表会)』の運用によるプログラミング教育及びモチベーション向上効果を発表する.ABProは「人を驚かせ,笑わせ,楽しませる」というコンセプトに基づき,参加者一人一人が,独創的なプログラムを実装し,発表するものである.実際にABProで発表された成果物と,研究室の成果との関連を議論する.筆者らは,この手法は,プログラミング教育や新人研修に転用可能であると考えている.

  • 井川 洋平

    井川 洋平

    明治大学

    理工学部 情報科学科

    学部4年生

    明治大学理工学部情報科学科4年
    情報処理学会・ヒューマンコンピュータインタラクション研究会学生会員

    ARマーカに代表される,実世界のポインティングデバイスに操作性を新しく取り入れる研究を行う.また,現在はスマートフォンのソフトウェアキーボードといった操作しづらいインタフェースデザインの改善を目的とした研究を行っている.主な研究業績として,
    ・井川洋平,宮下芳明.組み換え可能なARマーカの提案,エンタテインメントコンピューティング2011予稿集,pp.218-221,2011.
    ・鈴木悠司,井川洋平,宮下芳明.トランプ型ファイルブラウジング手法の提案,情報処理学会研究会報告Vol.2012-HCI-148 No.3,2012.
    がある.

    《講師からのメッセージ》

    ABProというイベントを通じて,モチベーションの上げ方,維持の仕方についてを発表します.アカデミックなイベントを企業においてどのように運用すべきか,また開発者のモチベーション管理について皆様と多く議論したいです.よろしくお願いします!

    前田 晴己

    前田 晴己

    明治大学 大学院

    理工学研究科 新領域創造専攻

    修士課程1年

    情報処理学会・ヒューマンコンピュータインタラクション研究会学生会員

    明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系博士前期課程,在学中.
    エンタテインメントコンピューティングとプレゼンテーションに興味を持つ.
    エンタテインメントコンピューティング2011にて展示発表賞を受賞.

    [1] 前田 晴己, 栗原 一貴, 宮下 芳明, 発表者がスクリーン前に立つプレゼンテーションスタイルの提案, エンタテインメントコンピューティング2011予稿集, pp. 431-434, 2011.
    [2] 前田 晴己, 黒澤 祐也, 栗原 一貴, 宮下 芳明, MAEDE: スクリーン前でのプレゼンテーションスタイル, 第19回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ論文集(WISS2011), pp. 164-166, 2011.

    《講師からのメッセージ》

    「普通じゃない」をテーマに自らのプログラムを発表するABPro.会場には「自分の発表こそ最高と信じる人」が次々と登場,エネルギーと驚きに満ちた渾身の発表を披露します.このABProというイベントで生まれる新たな発想やモチベーション,それらを成功へと結びつけるまでについてを紹介させて頂きます.

    中橋 雅弘

    中橋 雅弘

    明治大学 大学院

    理工学研究科 新領域創造専攻

    修士課程2年

    情報処理学会・ヒューマンコンピュータインタラクション研究会学生会員
    【研究業績】
    中橋雅弘,宮下芳明.HMMMML3:他人を意識したモチベーション向上を考えたプログラミング環境,インタラクション2011, pp.511-514, 2011.
    中橋雅弘,宮下芳明.File Based Programming:ファイルを用いた新たなプログラミング手法の提案,エンタテインメントコンピューティング2011予稿集,pp.58-60,2011.
    宮下芳明,中橋雅弘.学習者のモチベーション向上のための好意的解釈を行うフィジカルコンピューティング環境のデザイン,ヒューマンインターフェース学会論文誌, Vol.13, No.4, pp.303-313, 2011.
    太田佳敬,中橋雅弘.創作時間そのものを利用したリミックス,情報処理学会研究報告, Vol.2012-HCI-148 No.2, 2012.

    《講師からのメッセージ》

    これまでABProで実践されてきたモチベーション向上のための試みを,分かりやすく伝えられるように頑張ります.
    会場にいらっしゃったみなさんと議論できることを楽しみにしております.
    どうぞよろしくお願いいたします.

ページトップへ