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モーションキャプチャ、使いこなしてますか?

9月1日(火)13:30〜14:30

セッション概要

受講レベル 中級
受講スキルCGアニメーションとモーションキャプチャ技術に関する基礎知識
受講者が得られるであろう知見モーションキャプチャデータの変換/合成/編集や検索に関する技術的な知識、計測技術の最新動向、および状況や作品に応じたデータの再利用に関する指針等。
セッション内容多くのスポーツ系やロールプレイング系ゲームのCGキャラクタにはモーションキャプチャ技術が用いられていますが、ゲームタイトルの品質や複雑度に対する要求が高まるにつれ、この技術を効率的・効果的に使用できる高度なスキルが求められていくと予想されます。データの変換/合成/編集方法に関しては多数の研究成果が発表されており、近年ではその検索手法や認知的影響等も研究されています。さらには、直接的な操作コントローラとしてのハンディーな計測技術も進展が期待されています。本セッションでは、モーションキャプチャ技術を利活用する際の問題点や解決策と、最新の技術動向を紹介すると共に、ゲーム制作における今後の展望に関しても議論したいと思います。

講師プロフィール

栗山 繁豊橋技術科学大学 / 産業技術総合研究センター
情報工学系 / デジタルヒューマン研究センター
教授 / チーム長

1987年大阪大学大学院修士課程修了。翌年日本IBM東京基礎研究所研究員、1994年広島市立大学情報科学部・助教授、1998年豊橋技術科学大学情報工学系助教授、2005年同教授を経て現在に至る。2005年より産総研・デジタルヒューマン研究センター・チーム長を兼務。2006年より早稲田大学招聘研究員。博士(工学)モーションキャプチャデータを用いたCGアニメーション技術等の研究に従事(http://www.val.ics.tut.ac.jp/)。近頃開発したMoCaToonシステムは、昨年度にTV放映アニメ「のだめカンタービレ」の制作に利用された。

講師からのメッセージ

ゲーム制作会社の方々とはこれまで何度か議論させて頂き、昨年度には情報関連の学会(FIT2008)で企画したモーションキャプチャ技術に関するトークイベントにも数社からご参加頂きました。今回さらに、多くの方々と議論できる事を楽しみにしています。


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