プログラム > レギュラーセッション > プログラミング >IMAGIRE DAY : 本当のHDR表現へ 〜 アーティストにも知っていてほしいリフレクタンスの基礎
9月3日(木)11:20〜12:20
セッション概要
受講レベル | 中級 |
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受講スキル | シェーダ、レンダリングプログラミングの基礎知識。マテリアルを製作したことがある、またはしたいと思っているアーティスト。 |
受講者が得られるであろう知見 | HDRレンダリングを生かすために必要なリフレクタンスの基礎知識とシェーダ設計のガイドライン。アーティストが求める質感表現を効率よく製作するための基礎知識。 |
セッション内容 | HDRレンダリングと言えばレンダーターゲットに8bitを超える情報をレンダリングして、ポストプロセスでエフェクトをかけるという部分ばかり注目されがちですが、実際にはHDRを利用することにより正しい反射モデルを再現することができるということも非常に重要です。そこで、素材の違いをマテリアルで表現するときに何に注意してパラメータやテクスチャを決定すればよいのか、どのようなシェーダが必要なのかなど、プログラマーおよびアーティストが知っておくべきリフレクタンス(BRDF)の基礎について解説します。実践でマテリアルのパラメータ設定をしたりテクスチャを製作する時には、経験や勘を重視することも多いと思いますが、ある程度の物理知識があると効率よく目的の質感を実現する設定を見つけることができます。数式を避けて通れない部分ではありますが、できればプログラマーだけでなく、アーティストにも知っていてほしい内容です。また、旧来のBRDFモデルを有効活用するだけでなく、よりクオリティの高い質感を表現するためのシェーダを設計するために必要な基礎知識も身につけることができます。 |
講師プロフィール
五反田 義治株式会社トライエース
研究開発部
代表取締役
ゲーム製作スタジオ「株式会社トライエース」代表取締役。同時に研究開発部もまとめている。
代表作はスターオーシャンシリーズ、ヴァルキリープロファイルシリーズ。
過去のGDCやCEDECで講演も行なっている。