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9月1日(火)14:50〜15:50
セッション概要
受講レベル | 中級 |
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受講スキル | タイトルのプロデュース、ディレクション業務に従事する方。 |
受講者が得られるであろう知見 | 小サイズゲーム制作の方法論。 UGC的アプローチの効果。 ゲーム業界以外の才能とのコラボレート。 |
セッション内容 | メ ディア芸術作品"OLE Coordinate System"が、コンソールゲーム"無限回廊"に昇華するまでの道程を紹介しながら、分野の違うアーティストとのコラボレーションについて、小サイズ ゲームの発露と認知向上について、UGC的な機能(ステージデータの収集と配信)の受け入れられ方と効能、など多岐にわたる内容を予定しています。 |
講師プロフィール
鈴木 達也株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
エクスターナルプロダクション部
プロデューサー
元気株式会社でプランナーとしてゲーム業界のキャリアをスタート。その後携帯機向けゲーム機開発会社を設立するも2年半で解散。
そのご富士通グループで携帯電話やカーナビ向けの組み込み向け機器のプログラミングを行い、2003年から現職。PSPの立ち上げに合わせてやるドラシリーズをはじめ、IQ、XIの移植タイトルをプロデュース。
2005年からはクリエイター発掘支援プロジェクト「ゲームやろうぜ!(現PSCAMP)」運営を開始。
代表作は無限回廊、銃声とダイヤモンド。
講師からのメッセージ
無限回廊では「メディアアートとゲームの融合」という新しいジャンルを切り拓くことが出来たと自負しています。他ジャンルとのコラボレートが生み出す、新しいゲームの形や、これまでのゲームというひとつの世界とは違う性質を持つことのプロモーション面での優位性、さらにはUGCを絡めたタイトル寿命の延ばし方など多方面から、新しいことへの挑戦の意義について講演をさせていただこうと思います。
藤木 淳九州大学/日本学術振興会
特別研究員-PD
現在、日本学術振興会特別研究員-PDとして、人間の視知覚特性や認知特性に着目した「実世界では有り得ないことが有り得る」表現とその基盤技術の開発研究に従事。
研究者とアーティストの両面において国内外で活動を続けている。博士(芸術工学)。
作品「OLE Coordinate System」をベースにしたゲーム「無限回廊」が、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された。